こんにちは、Loxyです。
先日、太陽光発電を自宅に導入したので、太陽光発電について色々調べています。
最近よく「FIT制度は2019年で終了した」とか「2020年でFIT終了する」とか目にします。
この言葉だけを見ると「え?もうだめじゃん。売電できないの?制度終了?」って思うかもしれません。
僕もそう思った一人ですが、全然そうではないです。
「FIT制度(余剰買取の制度)は2009年に開始されたので、その年に開始した人は2019年で終わる」
ということです。余剰買取期間は10年間なので。大丈夫です、いきなり終わったりしませんし、今年2020年も引き続き制度は生きてます。※来年2021年は不明です。
それでも10年間の固定買取期間が終了すれば「その後どうしたら良いのかな?」と不安になるものです。
今回は、僕自身もすでに検討を始めているFIT終了後の太陽光発電の利用方法を2つ紹介したいと思います。
「まだまだ先だから、その時考えればいいや」と思わずに、早めに準備をしていきましょう。
※僕なんてまだ設置も完了してないのに、FIT終了後の事を考えてるセッカチちゃんです笑
FIT終了後の太陽光発電の使い道
「固定価格で買い取りが終了したらどうすればいいの?」と不安になりますよね。
FIT期間終了後の選択肢は、大きく分けて2つです。
- 蓄電や充電を利用して自家消費する
- 売電する
それぞれ詳しく見ていきます。
蓄電や充電を利用して自家消費する
蓄電・充電を利用せずとも、日中発電している間に利用している電力は、昼間発電した電力でまかなう事ができますよね。
でもそれ時間帯以外は使用することができません。また、最近の太陽光発電モジュール(パネル)は性能も良くなってきているので、昼間沢山使っても余剰発電になると思います。
「余剰発電分を無駄にしたくない!」という場合はやはり、蓄電池の導入が必要になってきます。
自家消費(蓄電池)のメリット
夜間の電力利用
昼間発電をして利用しきれなかった分は、蓄電し夜間に利用することができます。
上手に利用すれば電気代はかなり抑えられると思います。
災害時の利用
蓄電池がなくでも昼間であれば非常用コンセントから、発電した電力を使用することは可能です。
それでも家中全ての家電を、非常用コンセントで動かすのは大変です(最大Wもありますので)
そんなときでも蓄電池があれば、ある程度の電気が使えるので、普段の生活に近い電気の使い方ができます。
コンセントから充電
これは僕も知らなかったのですが、蓄電池への充電入力は太陽光発電だけでなく、コンセントから充電ができます。
安い深夜電力で充電しておいて、昼間や電気をよく使う時間帯に蓄電池の電力を使用するなんて使い方もできます。
自家消費(蓄電池)のデメリット
- 蓄電池システムの設備導入費用が掛かる
デメリットはこれにつきます。
蓄電池はおよそ70万円~、ハイブリッドパワコンは約200万円ほどかかります。
ちなみにメーカー間の互換性はいくらかあるようです。うちは〇〇だからとメーカーに縛られることはなさそうです。
パワコンも互換性のある蓄電池であれば、蓄電池用にパワコンに変える必要もないようです。
引き続き売電する
実はFITが終了しても売電ができない!ということはありません。売電価格が落ちるだけです。
旧一般電力会社(東京電力とか中部電力とか)や、新電力会社(石油会社系、ハウスメーカー系など)から買い取ってもらえます。
各社によって差はありますが、7円/kWh ~ 11.5円/kWh 程です。
これを機に電力会社の見直しをしてみても良いと思います。
引き続き売電のメリット
- 変わらずに売電ができる
- 余剰電力を使用電力量から相殺するプランもある
売電価格は落ちてしまいますが、引き続き売電をして収入を得ることが可能です。
また会社によっては、余剰電力を使用電力量から相殺してくれるようなプランもあるようです。
興味があるかたはこちらをどうぞ。
引き続き売電のデメリット
- 売電価格が大幅に落ちる
- 今まで程の利益はない
まぁ当たり前ですね。買取価格が大幅に落ちてしまうので仕方がないことです。
逃れられない宿命です…
まとめ
今回は、FIT終了後の太陽光発電の利用方法を紹介してみました。
- 価格は落ちるが売電を続ける
- 初期投資はかかるが蓄電池を導入する
皆さんはどうでしょうか?
現状僕は②を考えています。「自家消費できる生活がしたい」と思い太陽光発電を導入したので、地産地消ではないですが自分が使う分くらいは自分で作りたいと思っています。
今後電気料金が上がり続ける可能性を考えると、やはり自宅で電気を作り出して自己消費するメリットはあると思います。
一方で【Looopでんき0】のような、お得なサービスもこれから増えていくと思いますので、自分にあった利用方法を見つけていきたいですね。
それでは! 素敵な太陽光発電ライフを!