【2020年】自宅に太陽光発電を導入してみた【設置費用など】

こんにちは、田舎暮し満喫中のLoxyです。

時が経つのは早いもので、自宅を新築し2年が経ちました。

2020年3月、かねてから興味を持っていた太陽光発電システムを自宅に導入しました。

今回は、太陽光発電を導入するのにかかった実際の費用、ローン、発電量、導入時のポイントなどを紹介していきたいます。

  • 今年こそ太陽光発電を導入しようかな
  • 太陽光発電っていくらかかるんだろ
  • 2020年に設置する人の情報ないかな?

といった方は参考にしてみてください。

2020年の太陽光発電システム導入是非の疑問に、僕が人柱になってみました。お役に立てれば幸いです。

実際の工事は20204月です。この記事を書いている時はまだ設置していません。

太陽光発電システムの導入費用

まず気になるのは導入・設置費用でしょう。最初に言ってしまいます。

僕が導入した機器の概要と、費用は以下の通りです(設置に必要な部品、ラックシステム等は省略)

太陽光モジュール(パネル) Panasonic VBHN252WJ01(HIT P252αPlus) 25枚
パワーコンディショナ Panasonic VBPC255GM2(5.5kW タイプ) 1機
モニター Panasonic VBPM276C 1機
システム容量 6.3Kw
設置総額 約250万円

※販売・施工業者も載せませんが、販売施工実績はトップクラスの会社です。訪問販売です。

いかがですか? ネットで調べると「100万~200万」と出ていたので、これは高いですかね。

あとパナソニックのHITは高性能ゆえに「他社と比べると高い」と言われているので、それも要因かもしれません。

僕の勝手な印象ですが、この金額は結構高いと思うので、皆さんの見積もりがこれより高かったら再検討をしてみてもよいかも?

または「うちのも結構高いけど、Loxyの家より安いからよかった~」安堵してください笑

ローン金額

実際に購入される方の多くはローンを利用します。僕は一括払いなのでローンは利用しませんが、営業さんがシミュレーションしてくれました。

今回の例は、頭金0円の15年払いです。250万円で試算です。

ローン会社 イオンプロダクトファイナンス
金利 1.8%
支払い回数 180回(15年)
団体信用生命保険 加入する
返済方法 均等払い
分割手数料 354,531円
分割支払い合計 2,854,531円
1回目の支払い金額 15,949円
2回目以降の支払い金額 15,858円

のような感じらしいです。ローンを利用される方は参考にしてみてください。

 

発電量 / 予想売電価格

私の家の日照時間や予測発電量以下のようです。月の光熱費は平均で13,000円です

※エコキュート・IHなしになってますが、うちはエコキュート・IHです。

一般家庭の平均4~5kwですので6.3kwは少しだけ多いです。(パワコン5.5kw)

年間予想発電量は8,450kwhです。どこまで予想通りにいくか見ものです。その都度記事にしてきます。

 

2020年の売電価格は21円/kwhです。年々安くなってますね。

そしてここから予想される毎月の売電収入。

 

  1. 売電で12,570円入ってくるよ
  2. 電気料金が10,254円になるから(確か再エネ賦課金がないので)、プラス2,316円利益になるね
  3. ってことは導入前とくらべて15,316円もお得だね!

「え?15,316円お得ってどういうことや?」って思いましたが、

  1. 今まで払っていた13,000円は支払は無くて良い(売電で支払えるから)
  2. さらに2,316円は利益として入ってくる
  3. 合算すれば15,316円がお得

ということらしいです。シミュレーションなので、実際どこまで近づくかは都度アップデートしていきます。

皆さんはどうおもいます?

ローンを利用する人の場合は、その「15,316円」からローンを払ったらいくら余るか?足りないのか?がポイントとなってくると思います。

 

売電期間満了後

ちなみに上記の売電価格が有効なのは10年間。終了後、私の地域の電力会社では「8円」まで落ちます。

僕は10年後には蓄電池設備を入れようかと考えています。

営業さんに相談してみたら

「10年後の方が蓄電池の性能が絶対良くなってるし、価格も安くなるはずなので導入するなら待った方が良いですよ」

と教えてくれました。

 

太陽光発電の見落としポイント

きっと皆さん色々と太陽光発電に関して勉強されていると思うので、定番な見落としポイントは言いませんが

僕が盲点だったところを紹介します。

売電開始時期

「太陽光発電を設置した日から、売電ができる訳じゃない」

ということでした。

国に申請をして受理されると売電開始が可能です。

その期間は約3〜6カ月だそうです。結構ありますよね。

僕は2020年4月導入予定なので、6カ月先というと2020年10月です。

じゃあその間に発電した分は?と思うと思いますが、発電した分は昼間の電力として自宅で使えます。ですが余剰発電分は無駄になります。

無駄と言うか、売れないので使いきれなかった分は「さよなら~」ってことです。

これは仕方がないことです。蓄電池設備を入れているお宅であれば夜に回したりできると思いますけどね。

半年間は昼間ガンガン電気使ってやろうと思います笑

 

施工会社のサービス

施工会社によって「売って取り付けたら終わり」ってところは結構あるみたいです。

僕がお願いした施工会社では

  • 設置後
  • 1年後
  • 5年後
  • 9年後

に第三者がチェックをしてくれます。

設置後の検査がポイントで、設置が正しく行われているかどうかを設置後にすぐ行ってくれます。

仮に設置不具合があったのに、設置後検査をしてもらえなかったら、次の検査まで正常ではない状態で稼働しています。結構不安ですよね。

9年後もポイントで、機器保証は10年間であることが多いと思います。その前年に状態をチェックしてもらえるのは安心です。

 

製品メーカーの保証期間も大事。ちなみにパナソニックでは

  • モジュール(パネル):25年
  • システム機器:15年

と他に比べて長めです。高いだけに…。

 

このように会社やメーカーによって保障やアフターサービスに結構差があるようです。その辺りも見落とさないようにしたいです。

とにかく安く!導入したけど、後々に費用が掛かっては元も子もありませんよね。

 

太陽光発電の導入目的

僕がどういう目的で導入したかは、皆様あまり興味がないと思うので手短に…

家を新築し早二年が経ちました。建築同時も導入を検討していたのですが結局やめました。

その後は何度か訪問販売の方が来られ「そろそろ導入してみようかな、いい加減売電も安くなるし」と思ったのがキッカケ。

でも正直言うと、「太陽光で利益を得たい!儲けたい!」とは全く思っていません。

自分の家で使う分くらい自分で電気が作れたらよいな程度です。まぁ、あとなんとなくカッコ良い感じがするから…笑

 

太陽光発電 導入のまとめ

ちまたでは

  • 2020年に太陽光発電?オワコンだろ
  • ソーラーパネルなんて今更導入しない方がいいよ。失敗するよ
  • 太陽光なんてやめた方が良い

と良く言われますが、僕はそんなことないと思います。

未来を考えず無理なローンを組んだり、高額なのに低性能なパネルを導入したり、アフターサービスをやってくれない業者だったり、保証期間が短かったり手薄だったり…

など負の要因は沢山あります。自分に合ったプラン・金額で無理のない導入であれば、メリットは沢山あります。

暮らしの質を上げたい、エコに貢献したい、そんな理由でも良いはずです。

 

それでも高額買い物です。もし太陽光を導入を検討している方は、複数社の見積もりをじっくり比較してみることをおススメします。

安さだけが正義ではありませんが、金額・品質・サービス内容をじっくり比較して、ご家庭にあった業者・メーカーを選んでみてください。

2020年の今年こそ太陽光発電を導入して、太陽光発電 2020年組になりましょう笑
それでは! Have a good one!