こんにちは、Loxyです。
みなさんは「Notary Public Service」というサービスをご存じでしょうか?
今回は、アメリカ在住者であれば常識である「Notary Public Service」について書いてみました。
アメリカで生活をしていると、たまに必要になるのがNotary Public Serviceです。
日本語で言えば「公証人サービス」
日本で生活をしている方には、聞き馴染みのない言葉かもしれませんね。
でもアメリカで生活しているとちょいちょい出てきます。
アメリカ在住者の常識とは言ったものの利用したことのない在住者も多いかと思います。
Notary Public Serviceって何?
まずNotary Public(公証人)とは、州から認定を受けている証人であるのことです。
Googleで検索してみると「行政書士事務所」がでてきます。
正式にはわかりませんが、僕の感覚ですと「完全イコール行政書士」ではないかな?と言った感覚ですが、間違ってたらすみません。でもやってることは似たようなものだと思います。
先ほど「州から認定を受けている証人」であると言いましたが、この説明だけではイマイチぴんと来ないかもしれません。
ご存じの通り、アメリカは日本と違いサインをする文化です。
ですので、このサインが本当に本人のものなの?どうなの?って疑いがでてきます。サインは簡単に誰でも真似できちゃいますので。
そこで登場するのがNotary Public。このサインが間違いなく本人がしたものだよ〜ってのを保証する人です。
アメリカで、重要書類だとNotary Public Seal (公証人の認め印的なもの)が義務付けられているものがあります。
Notary Public Sealが必要な書類がある場合は、その書類を持ってNotary Publicのところへ行き、その人の前でサインをします。
その人に見守られながら書類にサインをして、その一部始終をみたNotary Publicの人が、
「うん、このサインは確かに本人が書いたサインだよ」ということを認める署名をしてくれます。
特に不動産の購入や、賃貸契約時によく利用されます。
また、サインに限らず、書類やパスポートのコピーなんかにも使います。
僕は国際結婚をしているので、婚姻届と併せて提出する書類に妻(アメリカ人)のパスポートのコピーがありました。その時にNotary Public Serviceを利用しました。
どこでサービス提供してるの?
Notary Public Serviceは、メジャーどころで言えば役所・銀行・アメリカの郵便局(USPS)あたりだと思います。
FedexやUPS Storeなどの宅配サービス業者でもやってます。
たまに、個人商店でも「Notary Public」と書かれていることもあります。
実際に利用してみたときのこと
先ほど言ったように僕は国際結婚をしているので(妻はアメリカ人)、そのときの提出書類にパスポートのコピーがありました。
若干うろおぼえですが、そのパスポートのコピーにNotary Public Sealが必要だったので利用しました。
その時の様子
僕のアメリカで住んでいたの近所に役所はなかったで、とりあえず近所の銀行や郵便局に問い合わせてみました。
まず銀行さんへ電話。
と言われたので近所の郵便局に問い合わせてみました。
…おい、どっちやねん。お互い仕事のなすりつけをしてました笑。
ラチが明かなかったので、別の銀行に直接行ってみました。カウンターのお姉さんに聞いたら、
反対側にいるBanker(個人ブースをもってる人)に聞くように言われたので、Bankerさんに聞いてみたら…
1つの支店内で意見が違うって…最低です。
結局その日は諦め、次の日職場の同僚に聞いてみたらFedexやUPSのお店でやってることをて教えてくれました。
近所にあるThe UPS storeに問い合わせてみたら、サービスをしているとの事だったので、妻のパスポートのコピー(Notary Public Seal付き)をやっとの思いで手に入れました。
普通のカラーコピーをした後に、公証人が証明印とサインをしてくれました。$5くらいだったと思います。
この時、銀行・郵便局でたらい回しにされたので妻が激おこだったことを今でも鮮明に覚えています…泣
銀行や郵便良く(USPS)ではもうサービスを提供していないような話も聞きましたが、実際のところは不明確です。利用する際は一度確認をしてみた方がよいです。
ちなみに僕が問い合わせた銀行は、Capital oneとWells fargo。あとはUSPS(郵便局)です。
確実なのは役所、Fedex、The UPS store、Notary Publicと書かれたお店に行くのが良いです。
近所に役所がある人は直接行けば良いですが、FedexやUPS Storeはいろんな場所にあるので、そっちの方が楽かもしれませんね。
その時もらったサイン付きのパスポートです。通常のコピーと違い、下部にハンコとサインがついてますね。
僕が行ったThe UPS Storeはこちら
最後に
今回はNotary Public Serviceについて書いてみました。
最後は体験談みたいになってしまいましたが、利用する方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Have a good one!